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【新製品】表面速度センサ ipSPEEDOR (アイピースピーダ)

2023.04.06


「レーザで手軽に速度と距離を計測」

 

小型のヘッド
(ボールペン程度の全長)

受光レベルインジケータを搭載
(感度の確認)

『ipSPEEDR(アイピースピーダ)』とは・・・・・
移動する表面の「速度と移動距離」を連続計測・出力するセンサです

 
          ◎当製品の概要紹介(動画)

 
 

 

製品特長

周波数トラッカーに受光レベルのインジケータを備えているので、センサの位置合わせが容易

ヘッドが小型なので、製造ラインなどに複数台(1台~)設置が可能

インジケータで感度確認が出来るので、取付位置の調整が容易

エンコーダ等と違ってレーザは非接触なので、ワークを傷つけない

 

 

計測・出力イメージ


プーリの回転数を一定周期で変化させて測定した場合
(※下記画面はデモ用ソフトのものです)

  プーリ回転         ヘッドからレーザ照射

 

用途例

速度
・コンベアや回転体などの速度管理に

移動距離
・パルス列を計数することで電線等の巻取り長さ計測に

その他
・複数台設置することでベルトコンベア等の滑りやたわみの把握に
・外部でしきい値を設定することで設備動作の合否判定に
・前工程から流れてくるワーク速度を確認して次工程の速度調整に


 

製品仕様

 概要 ・ipSPEEDOR(in-plane speed and distance sensor)
・面内方向(レーザ照射軸に対して直交する方向)の移動を連続計測・出力
・レーザドップラ効果を利用して対象物からの散乱反射光を受光し計測
・単一周波数によるホモダイン干渉を利用してヘッドを小型化・低価格化
 検出表面速度範囲 0.03m/sec ~ 3.5m/sec (1.8m/min ~ 210m/min)
 移動距離分解能 標準10μm(最小ピッチ間隔1.1μmも使用可能)
 測定深度 ±1.5mm
 検出エリア 40μm×2.5mm(作動距離中点のビーム形状)
 出力信号 ①表面速度※表面速度に比例したアナログ電圧
②移動距離※ピッチ信号(一定移動距離ごとのパルス列)
 出力形式 ①表面速度:速度電圧係数(m/sec)/V を出力(BNCコネクタより)
②移動距離:ラインドライバにて出力(D-subコネクタより、AM26C31)
 使用レーザ 波長:780nm 安全クラス:3R
 センサヘッド寸法 30mm(W)×102.5mm(D)×35.5mm(H)
 寸法/ 重さ (センサヘッド)W 30mm × H 35.5mm × D 102.5mm / 約200 g
(コントローラ)W 244mm × H 114mm × D 290mm / 約3.5 kg
(ケーブル長)3m ※センサヘッドとコントローラ間/ 約160 g

※本製品は開発中につき、仕様は変更される場合がございます。

 

 

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