光コム(光周波数コム)
高精度な光の櫛(周波数目盛)を実現
光コム(光周波数コム)
また現在の長さの国家標準に用いられているレーザでもあります。

光コム(光周波数コム)の概要
ネオアークの光コムは希土類添加光ファイバをゲイン媒質とした非線形偏波回転型モード同期ファイバレーザです。(中心波長1560nm。広帯域化・可視光化応相談)光コムのパルス間隔(繰り返し周波数ƒrep)とキャリアエンベロープオフセット(ƒCEO)は、原子時計やGPSなどの周波数標準を参照・同期させることで、時間・周波数標準レベルの高い精度で光の周波数を規定することができます。
夢の光源と謳われる光コムは、光周波数測定、長さ計測、形状評価、テラヘルツ波発生、光量子技術や次世代通信技術への応用を始め、最先端の科学技術・宇宙分野へ向けた物性評価や分光分析などに向けた新時代光源として幅広い可能性を有しています。
光コム(光周波数コム)の製品特長
安定動作
モジュールタイプのコントローラ・19インチラック対応
周波数安定化装置、半導体レーザ(LD)ドライバ、ピエゾドライバ、温度調節器などの各モジュールは、目的に合わせて個別にご提供することも可能です。
様々なオプション

EOMを用いた高速制御光コムによる
線幅狭窄化

ビート検出ユニット
高出力化、広帯域化
波長変換(可視光化)
使用例
ハイパースペクトルイメージングへの応用例
“Scan-less hyperspectral dual-comb single-pixel-imaging in both amplitude and phase,” K. Shibuya et.al., Optics Express Vol. 25, No. 18, 21947 (2017)
https://www.osapublishing.org/oe/abstract.cfm?uri=oe-25-18-21947新しいWindowで開きます
長さ計測への応用例
“Development of a non-contact precision measurement technique using optical frequency combs,” T. Onoe et.al., Key Engineering Materials Vols. 523-524, pp 877-882 (2012)
仕様
基本仕様
【光学部】
| 概要 | エルビウム添加光ファイバによるモード同期ファイバレーザ ※非線形偏波回転方式 |
|---|---|
| 中心波長 | 1560 nm ± 20 nm (高周波発生オプション有) |
| 出力 | ≧3 mW、≧50mW (ファイバアンプオプション有)※100mW等応相談 |
| スペクトル帯域 | ≧15 nm (広帯域化オプション有) |
| 繰り返し周波数ƒrep | 100 MHz(固定値) (ƒrep可変オプション有) |
| 基準周波数源*1 | 原子時計やGPS等のマイクロ周波数源 |
| ƒrep安定度 | ≦1Hz(外部周波数標準器の安定度に依存) |
| パルス幅 | ≦200 fs (チャープ補正時) |
| オプション | 高速制御、ファイバアンプ、広帯域コム、可視光コム、デュアルコム、ビート検出ユニット、外部レーザとの同期制御、コム光学系の19インチラック収納対応など |
*1 GPSなどの基準周波数源は本製品に含まれません。オプションとしてご提案可能です。
f-2f干渉計構築など部分技術のご相談も承ります。
【コントローラ】
| 概要 | 光周波数コムコントローラユニット(モジュール換装タイプ) |
|---|---|
| 機能 | ƒrep安定化装置、ƒCEO安定化装置、温調付きLDドライバ、PZTドライバ、温度調節器 ※各モジュール単体でもご提供可能です。 |
安定化方式別の光コムの主な分類
繰り返し周波数安定化光コム
オフセット安定化光コム
高速制御光コム
応用例(デュアルコム応用例)
デュアルコム分光法測定機

デュアルコム分光法とは

デュアルコム分光法の特長
高い波長分解能
デュアルコム分光法の波長分解能は光周波数コムのスペクトルの間隔によって決定され、数十MHz~100MHzとなります。1.55μmの波長帯で換算すると約1pmとなり、既存の分光法と比較して桁違いの分解能が実現できます。
高速な測定
FT-IRなどでは測定に機械ステージを用いるため、1回の測定に数秒~数分かかります。デュアルコム分光法では機械ステージは不要であり、1回の測定は数ミリ秒で終わります。
電場波形の直接解析
光ヘテロダイン法は時間軸、周波数軸のダウンコンバートを行う手法である為、デュアルコム分光法では光の電場の直接観察が可能です。電場の位相測定では、光学遅延の観察が可能であり、その結果から屈折率を求めることが出来ます。










